令和元年度学科試験・徹底分析 速学式アウトプット授業について

今回は速学式の授業について詳しく解説していきます。
速学式の利点とはなんなのか、今年に行われた試験を分析していくとそれがわかります。
第1回目は新宿にて11月2日に行います。定員は先着10名なのでお申し込みはお早めにお願いします。

第一回目の速学式の授業では環境工学全般を解説します。
一般的な資格学校では2回に別けて行う範囲で、実際に教えてもらえるのは2月後半頃になります。

それらをふまえて速学式のテキストで令和元年度の環境の試験問題を何問答えられたのかを検証していきます。

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令和元年度学科試験分析

速学式では、以下の3つを重視して学習を進めていきます。
➀現象をイメージできる。 
➁数値・用語を正確に覚えている。 
➂比較・大小関係を正確に答えられる。

本試験の問題で上記の特徴のどれを習得していれば答えられるのかを分析していきます。
□で囲っている番号が正答肢になります。アンダーラインがあるものは資格学校では新傾向問題に分類されているものです。

学科Ⅱ(環境工学)No.1~No.10

No.1:1.透過騒音レベル→➁ 2⃣.プルキンエ現象→➀➁ 3.空気齢→➀➁ 4.作用温度→➀➁

No.2:1~4.ザイデルの式の変形→➁ 式を覚えていれば解ける問題。過去の記事で詳しく解説しています。

No.3:1~4.重力換気の式→➁ 過去の記事で取り上げた問題が的中しました。その記事を読んでくれていた人は1分で解ける問題。

No.4:1.熱橋(ヒートブリッジ)→➁ 2⃣.熱貫流率→➀➁ 3.中空層の熱抵抗→➀➁ 4.総合熱伝達率→新傾向

No.5:1⃣.上階への延焼→➁ 2.籠城区画→➁(計画の知識) 3.避難出口の扉→➁(計画の知識) 4.流動係数→➁(計画の知識)

No.6:1.ルーバー→➁ 2.終日日射量→➀➁ 3⃣.色温度→➀➁ 4.ライトシェルフ→➁

No.7:1~4.余弦の法則→➁ 式を覚えていれば簡単に解ける問題。過去の記事で解説しています。

No.8:1.減法混色→➀➁ 2.同化現象→➁ 3⃣.JISの物体色→新傾向 4.色温度→➂

No.9:1⃣.マスキング効果→➂ 2.カラレーション→新傾向 3.最適残響時間→➀➁ 4.平均吸音率→➁

No.10:1.穴あき板→➀➂ 2⃣.吸音処理→➀ 3.乾式二重壁の遮音性能→➀ 4.音響透過損失→➀

学科Ⅱ(環境設備)No.11~No.20

ここからは一回目の速学式の授業では扱わない範囲になりますが、環境設備は基本的に数値・用語を正確に覚えていれば答えられる分野になります。

No.11:1.ペリメーターゾーン→➁ 2.変風量(VAV)→➁ 3⃣.外気冷房→➀➁➂ 4.ダブルスキン→➁

No.12:1.居室の換気回数→➁ 2.クリーンルーム→➁ 3.ウォーミングアップ制御→➀➁ 4⃣.中央熱源空調方式→➁

No.13:1⃣.アスペクト比→➁ 2.高圧ダクト→➀➁ 3.軸流吹き出し→新傾向 4.水蓄熱層→➀➁

No.14:1.水道直結直圧方式→➁ 2.高置水槽方式→➁ 3⃣.水道直結増圧方式→➁ 4.ポンプ直送方式→➁

No.15:1.緊急給水遮断弁→➁ 2.合流式→➁ 3.中央式給湯設備→➁ 4⃣.伸長通気管→新傾向

No.16:1.電圧の種別→➁➂ 2.力率→➁ 3⃣.バスダクト方式→➁ 4.無停電電源装置→➁

No.17:1⃣.演色性→➁➂ 2.LEDランプ→➁ 3.グレア→➁ 4.照度センサー→➁

No.18:1.水噴霧消化設備→➁ 2.排煙設備→新傾向 3.屋外消火栓設備→➁ 4⃣.連結送水管→➁

No.19:1⃣.冷却塔→➀➁ 2.リバースリターン→➁ 3.分流式→➁ 4.蓄熱層→➁

No.20:1.微気候→新傾向 2.バスタブ曲線→新傾向 3.代替フロン(HFC)→➁ 4⃣.CASBEE→➁➂

令和元年度学科試験分析結果

以上が速学式の特徴を習得した場合の得点状況になります。
前半の環境工学No.1~No.10についてはかなり「➀現象をイメージできる。」が多いことが分かります。
後半の環境設備No.11~No.20については「➁数値・用語を正確に覚えている。」ができていればほとんどの問題が答えられます。

また、新傾向の問題が答えられなくても1問1答で判断さえできれば、必ず正解にたどり着きます。
No.8、No.15、に注目すると、新傾向の問題が正答肢になっていますが、それ以外の選択肢は全て過去問の知識から判断できる問題です。
このことから1問1答で判断できるようにすることの大切さがわかると思います。

また、資格学校で新傾向に分類されている問題とは、わかりやすく言い換えると、テキストや問題集に載っていない問題です。
つまり、テキスト、過去問を丸暗記しただけの人は答えられない問題になります。

なんと資格学校で新傾向とされる問題は1問1答で29問もありました。
それに対して速学式で➀➁➂の特徴をすべて完璧に学習を進めた場合、新傾向問題として解けない問題は1問1答で8問しかありません。

しっかり現象をイメージできること、正確に用語・数値を覚え周辺知識から問題を類推することができる力がつけば、4選択肢問題20問中20問1問1答80問中72問を答えることができるという結果になりました。

速学式について

具体的に速学式の授業ではなにを行うのか。
➀効率的な勉強方法の習得
➁特徴「➀現象をイメージできる。」の部分を集中的に講義
➂アウトプット教材を使った自主学習、個別指導
➃全体スケジュールの組み立て

参加費用6000円(税込) アウトプット教材[環境工学7項目 約100ページ] 定価3850円を無料プレゼント
つまり実質2000円程度で環境工学をマスターできる講座が受けれることになります。

自分でいうのも何ですが、初回ということもあってかなりお得な講座内容になっています。

お得ポイント1.資格学校での講義2回分に相当し、更に教材までついてきて、わからないところをピンポイントで聞ける。
お得ポイント2.この一回で効率的な勉強の仕方がわかれば、その後も自分の勉強に取り入れ、早い段階から効率的に学習が進められる。
お得ポイント3.環境工学でイメージが難しいところを集中講義で攻略できれば、後半の環境設備は自分で学習できる。

この一回で環境という教科は攻略できたも同然です。

速学式アウトプット講座について詳しくはこちらから。

一級建築士を目指すなら、自らが能動的に動くことが大切です。
その入り口として今回開催する講義では「自分で勉強サイクルを確立する」を目的として講義を行います。

全力でサポートしていきます。ぜひご参加をお待ちしております。

最後に

実際に講義で使うアウトプット教材の1項目を無料で公開しています。

速学式テキスト
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速学式の穴埋め問題で数値・用語を正確にアウトプットできるようになれば、過去問レベルの問題は簡単に解けるようになります。
本当に有効な教材なのか一度自分で利用してみることで、講義の内容を体験することができると思います。
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