久しぶりの更新になります。
最近は、無料講義やテキストの作成でブログの更新ができていませんでした。
テキストを最新の法改正に適応させるために、法令集を読み込んで私なりに整理を行っていました。
今回のブログでは、試験に問われる範囲の法改正部分にポイントを絞ってまとめました。
ぜひ参考にしてください。
Contents
2021法改正内容
①防火区画等 令 第112条 各項
3項が新設されました。3項以降の項が一つずつずれました。
空間部分(耐火構造とした2以上の部分が吹抜きとなっている部分、その他一定以上の空間が確保されている部分)に対して、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるか、認定を受けたものであれば、当該空間とそれに接する建築物の部分とは特定防火設備で区画されているとみなされます。
②2以上の直通階段 令 第121条
4項が新設されました。
③区画避難安全性能・階避難安全性能・全館避難安全性能 令 第128条の6、令 第129条 第3項、令 第129条の2 第3項
区画避難安全性能(令 第128条の6)が新設されました。
この改正に伴い、階避難安全検証法及び全館避難安全検証法について、その方法が見直されました。
④内装制限 令 第128条の5 第7項
改正前:自動式消火設備 + 排煙設備(仕上げの制限を受けない)
改正後:床面積、天井の高さ並びに消火設備及び排煙設備等により、国土交通大臣が定めるものについては、仕上げの制限を受けない。
その他にも細かい改正が行われていますが、試験に関係ありそうな部分はそれほど多くありません。
このことから、今までの試験と同様に過去問の理解を深めることが一級建築士学科試験[法規]の攻略となることは間違いありません。
無料講義参加方法
また今年は無料講義を毎週火曜日(21:00)に行っています。
今回の法改正の詳しい内容や、各単元のポイントをまとめた資料も無料で配布しています。
1月には構造力学の無料講義も予定しています。
詳細はまた決まり次第報告させていただきます。
無料講義では、体系的な理解を目指して、講義を行っています。
すでにたくさんの方に参加していただき、実力がついてきていることをすでに実感されている方もでてきてきます。
質問等も受け付けていますので、ぜひ一度ご参加ください。