インプット と アウトプット

12月もあともう少しですね。
今年の合格発表が終わり、クリスマスが終わって、今年がもう終わってしまいます。
来年に向けて、勉強に本腰を入れようと思っている方も多いと思います。
そんな方向けに今日は、勉強の効率について考えていきたいと思います。

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インプットとは

インプットとは、なにかから情報を得て記憶として定着させること
方法として考えられるのは

①講義等などに参加して教わる
②テキスト、参考書を読んで覚える
③インターネット、SNS等から情報を得る

まず①ですが、
今まで学校で教えてきて、わかりやすくイメージができるようにとか、記憶に定着されやすいようにとか
いろいろ考えて教えていますが、本当に伝わっているのか疑問です。
実際の講義は一回で教える範囲も広く、ましてや講義を聞くだけで理解できて、記憶の定着まで出来るのか?と思うことはあります。
ですから講義を受けている受講生は講義内容を思い出せるよう、テキストにしっかりメモを取ることをおすすめします。

次に②ですが、
そもそもテキストや参考書を熟読すれば難しい問題はないと思っています。
つまり、そんなに深く理解していなくても、覚えてさえいれば問題に答えられて正解できるものがほとんどです。
実際にそれが出来れば、合格は可能です。ですがその量がはんぱなく多い!ということです。

③についてですが、
インターネットは今では得たい情報を簡単に調べることが可能な時代になりました。
わたしもブロブを書くにあたっていろんなブログやSNSの情報を参考にしています。
そして私のブロブではそれらを踏まえて、テキストに載っている内容をどのようにして覚えたらよいのかに焦点をあてて勉強の効率を上げていくことを目的としています。ぜひ参考にしてください。

結論
一級建築士の試験内容は覚えれば合格できる!
インプットする用語、数値がものすごく広範囲で多いので、それを整理できるよう覚えていくのがベスト!

アウトプットとは

アウトプットとは、覚えたことを正しく表現することができるかということ
方法としては

①過去問を解く
②書き出してみる(穴埋め問題等)
③説明してみる(声に出す)

まず①ですが
一番シンプルでわかりやすいアウトプット方法です。
過去に出題された問題が解ければその項目が覚えられていることになります。
ですが理解しているかというと、問われ方が変わったときにも正解することができないといけません。

次に②ですが
私が受験生だった時に重宝していた方法がこれです。
過去問をやってみて覚えきれなかったものを、書き出してまとめていき、その内容に関する穴埋め問題を自分で作成して数値や用語をしっかり答えられるのかの確認を行います。

そして③ですが
理解できているのかの確認のために必要です。
なにも知らない人に対してどうやったら理解してもらえるかを考えることで、自分が理解しているかを確かめることができます。
家族や知人に対して項目ごとに説明してみたり、
家事をしながらお風呂に入りながら用語や数値を声に出せるのかも、とても有効になります。

結論
アウトプットは覚えているのか、理解しているのか、の確認を行うもの
出来なかった問題を項目ごとにノートに整理していきましょう!

もっと効率を上げるために

みなさんが、勉強を始める時まずは何から始めますか?
大体の方はテキストや参考書を読むことから始めると思います。
この作業は覚える、つまりインプットですね。

ですが実はアウトプットを先に行った方が効率が上がると私は考えています。
なにも覚えていないのにアウトプットなんかできないじゃん、って思うかもしれませんが
要は過去問を先に行い、どのような問題が出るのかを把握した上でインプットを行った方が良いということです。

手順としては

①過去問をまず読む
②すぐに答えを見る
③そのあと参考書やテキストでどのように解説されているのかを見る

そうすることによって、どのような観点で問題が出されるのか、何を理解すれば正解できるのか、
テキストや参考書に書いてある説明のどこが重要なポイントなのか理解しながら読み進めることが出来るようになります。

もう一つの利点としては、全体像を把握できるということです。

何年か分の過去問を一通り見ておけば、どのような内容を、どこまで理解していれば合格出来るのか、理解した上で勉強を進めていくことが出来ます。

例えるなら、

マラソンでゴールがわからないまま走らされているのと、
ゴールがはっきり分かっていて走っているのでは
全然疲れ方が変わってくるというような感じです。

ゴールが初めからわかっていれば、ペース配分を決めて走ることも出来ますし、ゴールが近づいていることがわかれば気持ちもだいぶ楽になります。

すべての教科で過去問を全部行うのは時間がかかって大変なので、教科別にこれから勉強を行う項目の過去問を見ていくといったやり方をお勧めします。

まとめ

インプットとアウトプットはアウトプットを中心に、出来なかったものに対してインプットを行う
交互に何度も繰り返し、覚えきれていないものはなにか、ノートにまとめる
時間をおいて再度確認を行う

来年に向けて勉強が効率よくできる環境を整えていきましょう!

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